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スモールワールド

楽園の楽屋に誘いたくって!

2013年10月15日 (火)

『ちょっと、でかけていますので→』 葛西佐紀

『うすもも色時間』は子供たちの心の中に、そして大人の心の中に、うすもも色の雲を残して幕を閉じました。多くの人と優しい時間を共有できたこと、感謝します!!!

さてさて、『ちょっと、でかけていますので→』が全員そろって始動ですぅ~~

この作品が芹川マジックでどんなふうに彩られ、熟成していくか・・・

作の一人として、役者としてワクワク、ドキドキしています。

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                ・

私たちは眼差しという矢印を抱えてこの世界に生まれてきました。

その軌跡の、なんと美しく、難解で、クレージーなことか!

この物語は、老姉妹のその眼差しを辿るお話です

言葉にならない、形にできない思い・・・

何かを熱く切望する思いは、眼差しという一条の→となって、

彼女を毎日、毎日のお出かけへと駆り立てる。

彼女が本当に辿り着きたいところは何処なのか

どんな景色がみたいのか

ひょっとすると、それは彼女のあらゆる記憶と、

それを形づくる情感を抱きしめるとき、

夏の陽射しのように、まばゆい、きらめくような日々が、あの時だけのものではなく、

いまも自身の中にあるのだという実感なのかもしれない。

ほんとうに、ただそれだけのことかもしれない。

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とまあ、こんな気持ちでこの物語を作ったわけでして・・・

85歳と80歳の姉妹が右往左往・・・?行き当たりばったり・・・?すったもんだ・・・?

さてもさても、どんなおでかけになるものやら。

皆様、どうぞ私たち老姉妹を見届けに来てくださいませ。

せつにせつに、お待ちいたしております!!です!!!

                                    

                  

2013年7月13日 (土)

「さらば、クリーニング店 しろくま屋。」 ~東北から~

私は今岩手県岩泉町に仕事で来ています。

今朝、6時に猛暑の東京を後にした。東北へ向かうとだんだん、涼しくなる・・・天気が悪い・・・仙台を過ぎると突然海の方から不思議な霧?靄?が押し寄せてきている様子がみえた。生き物のように地を多いつくす灰色の世界・・・神秘的だ!いったい何が起こっているのだろうか!しばらくして気がついた!これがうわさに聞く「ヤマセ」と言われるものの正体だ!まるで、夏を前にはだかる何者かのようである。

何日か東北に雨が続き、寒い日が続いている。それはこのせいではなかったか!わけもなくこれこそが東北である気がした。

盛岡は雨。バスに乗って岩泉に向かう。約2時間岩泉町に着いた。電光掲示板は19度とある。梅雨が明けていないので、気温は低いが湿気もひどい。梅雨に舞い戻ったようだ。     実は2011年震災の直後から岩泉町に仕事で時々訪れている。今は、岩泉町を子どもたちにむけて紹介する小冊子を作っている。

この季節だけに「ヒメボタル」が現れる。チカチカとまるで夏のクリスマスのイルミネーションのように光る。それを取材にきたのだ。

午後になって、青空が出てきた。最高の天気になった。この青空と爽やかな空気を東京と大阪のみなさまにお届けします!さあどうぞ!!                   by 長井

Photo

2013年6月29日 (土)

クリーニング店の名前について by 長井八美

チラシを見た友人が「さらば、くろくま屋 クリーニング店」と読んだ!

「え!何それ!クリーニング店なんだからしろくま屋に決まってると思わない?」と私。

「だって、この字“く”にも見えるよ」とチラシの字を指さして言う。

「うーーん。チラシの文字をよく見ると、確かに“し”と“く”の間である。

でも、この場合“し”と“く”では大違いなのである!

そうだ、クリーニング屋は真っ白に仕上げることがウリなんだから“しろくま屋”に違いないのだ。

それ以来、クリーニング屋さんの名前が気になる。

私がいつもお世話になっている近所のクリーニング屋さんは「しろや」と言う。クリーニング屋さんとしては立派な名前だ!と改めて関心する。何だかわけもなく自慢したい気分だ。

白い老舗は何と言っても「白洋舎」だ。最近では「ホワイト急便」というのもある。やはり、クリーニング店の王道は「しろ」である。「くろ」がついた店なんか聞いたことないし、誰も頼まないのでは???

もう一つ、うちの近所には「青い鳥クリーニング」というのもある。みなさまご存知?

今回のタイトルは「さらば、クリーニング店 しろくま屋。」です。

くれぐれもお間違いのないようにお願いいたします。

2013年1月29日 (火)

『楽園の楽屋』~そして、またいつか…~by芹川藍

『楽園の楽屋』東京公演を一週間余りに控えたその日、稽古中に渡辺の携帯が鳴った。

そして私を見て渡辺が言った
「父が死にました」
「…ほんとに?」


『楽園の楽屋』をご覧いただいた方はわかるだろう。
芝居が本当になったのだ。


歩んできた人生への葛藤を描いたこの作品の核になっていたのが、私が演じる「桂木秀子」の父の死であった。


今までも、青い鳥の芝居の内容が本当になることが何度もある。

正直、今回はどこかでうっすら覚悟していた。

「もしかしたら…」
渡辺はその後にふと言った。

「お父ちゃん、やってくれたなぁ」と。
ニャリと笑う父を見た気がしたと。


いろんな想いをのせた芝居だった。

日ごと変化しつづけた芝居だった。

逝ってしまった者への鎮魂と、生きる者への励ましと、人生への愛しさの芝居だった。

この世に生を受け、傷つき傷つけ、笑い涙し、出会いと別れを繰り返す誰もに寄り添う芝居。

透明感のある時間を過ごせた『楽園の楽屋』を、支えてくださった皆さま、ありがとうございました。
そして、この歳、この時、一緒に舞台に立ち、作品を創った天光眞弓、葛西佐紀に感謝です。


そして……この世を去り、あちらの世界に戻っていった方々にもありがとう

そして……そして……この時に逝った渡辺のお父さんにありがとう。


「いつかまた、会いまみえることを祈ります」

空を仰ぎ桂木秀子が語りかける。

いつかまた、この『楽園の楽屋』に会いまみえる時がくることを願いながら。


さようなら……さようであるならば……そうあらねばならぬなら。。。。。。。

2013年1月28日 (月)

『楽園の楽屋』~ありがとうございました!~by演出助手・渡辺

最近、気になる言葉があります。
「言葉にならない」いうコトバ。


『楽園の楽屋』が千秋楽を迎えました。
東京公演からとても良い評判をいただいていましたが、
大阪に入りその度合いがますます大きくなりました。


溢れる想いを直接言ってくださる方、ブログに書き綴ってくださる方がいらっしゃいます。
私もいろんな言葉を使って『楽園の楽屋』を言い表してきました。


でも私の想いは、本当の想いは「言葉にならない」


言葉が見つからないのでも、言葉にしたくないでもない。
「言葉にならない」


三人の役者たちが紡ぎだす空間と時間。

それは劇場に集った一人ひとりの魂を震わす芝居だったんだろう。
その人が歩んできた人生をやさしく包む芝居だったんだろう。
自分でも気づかなかった思いを見つめた芝居だったんだろう。



稽古から本番と、創り上げたというより
『楽園の楽屋』に見守られ、導かれた気がします。

一緒に感じていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
同じ空間と時間をもてたことがうれしいです。


またいつかきっと、会いまみえる時が来ることを祈ります。
その日までさようなら、さようであるならば、そうあらねばならぬのなら。
 

2013年1月24日 (木)

『楽園の楽屋』に誘いたくって~by天光眞弓

今日、1月24日、大阪公演、初日です!

東京公演を見た何人かのお客様が「ずっと楽屋の話を聞いていたかった」「一緒に楽屋にいたような気分」
と言ってくださった。

大阪公演を前にした稽古中、私自身、そんなふうに感じる瞬間が何度かやってきた。

いつまでもここにいたい。
ずっとこの『楽屋』で、どこか浮き足立ったような、緊張感をなだめるような、他愛ないお喋りを続けていたい~


ずっとずっと以前、青い鳥のある芝居を見たある評論家が
『この世を去ろうとする間際に見る、黄金の夢だ』
と表現された。
辿ってきた人生が走馬灯のように巡る…といわれる瞬間…

「楽園の楽屋」では…
逝ってしまった家族、友人へはせる思い。
今、一緒に生きている家族、友人に寄せる思い。
そんなものが、ないまぜになって、
客席の方々にも、舞台の役者たちにも、夢の楽園のひととき…
となりますように。
そう願いつつ、大阪の初日を迎えます。
天光眞弓

2013年1月21日 (月)

『楽園の楽屋』~父を想う~by芹川藍

母が、がんの手術をする事になった。

「家族の方こちらへお集まりください」手術の当日がやってきた。

「あの先生たちはおまえの勘からみて信頼がおけるか」と父が私に聞く。
「うん、いい先生たちだよ」確かにいい先生たちだった。そう思いたいだけでなく本当に真心のある先生たちだった。

「頑張れよ」涙を浮かべる父の気持ちをたちきるように無情にも手術室の扉は閉まる。

まるであの世とこの世をへだてる扉のように。

その扉の前で父と待った……待った。
“手遅れでした”と、先生が出て来るのをビクビクしながら……。

“ラッキーでした”切り取った患部を見せながら先生は笑っていた。
父は手を合わせながら、なんどもなんども「ありがとうございました」と頭を下げていた。

小さく小さくなった痩せ細った父と集中治療室で寝ている母を思った。
決して平穏ではない夫婦の歩いてきた長い道のりを思った。

次の日、朝一で管を着けてる母を残し……、目の落ちくぼんだ父を残し……

「青い実を食べた」の公演本番に東京に向かった。


こだわり続けた父を初めて、芝居の中に登場させた『楽園の楽屋』です。

24日からのラストステージ大阪公演。

皆様、よろしくお願いいたします。

2013年1月17日 (木)

「楽園の楽屋」・・・父の死 by 長井八美

「楽園の楽屋」は久しく思い出すことのなかった父の死を蘇らせてくれた。

父が他界したのは、1990年11月 「さらば夏の思い出」 本多劇場での公演の直前だった。

その慌ただしい日々が過ぎ、少し心が落ち着きを取り戻した1週間後が公演のゲネプロだった。ご存知の方もいると思うが、一人の少女が失くした宿題を探しに森へ入っていく場面がある。

その時に流れる曲がクラウス・ノミの「THE COLD SONG」だ。私が劇場に着いて、劇場の扉を開けたときにこの曲がちょうど流れてきた。私は自分が黄泉の世界にまぎれこんだかのような錯覚を感じた。クラウス・ノミの声はこの世のものではなく聞こえたのだ。そして、次の瞬間、父がゆっくりと森の中に吸い込まれていくのを感じた。

劇団青い鳥の作品で「死」を強く感じたのは、「さらば夏の思い出」からだったような気がする。

父の死後、多くの大切な人たちを亡くした。父が私に最後に伝えたのは、これから来るであろう大切な人たちとの「別れ」と、私が向かいあわざるをえないということだったのだろう。

劇団青い鳥の作品には、「死」をテーマにしたものが多い。

「楽園の楽屋」もそうだ。でも、この作品は今までの「死」とは違うような気がする。最後の場面で、老人になった天光眞弓と葛西佐紀が語る台詞に驚いた。それは、死に行く人の言葉だからだ。私は長い間この言葉を待っていたような気がした。

大切な人を失った無念さはこの世のものであるが、死に行く人たちも、私が亡くした人を大切に思っていたように、私を大切に思ってくれていたのだということがわかったような気がして、心が癒された。

この作品の生みの親である芹川藍には、何が見えたのだろうかと・・・

まだ、ご覧になっていない方もいるのでこのあたりにして、後は見てのお楽しみだ。

私自身も大阪で再びこの作品に出会えることが楽しみでならない。

2013年1月15日 (火)

『楽園の楽屋』そして大阪by演出助手・渡辺

先日、大阪公演に向けて稽古をした。
そして驚いた。
 

ドンと良くなっていた。
芝居そのものがである。

東京公演では劇場の造りのせいで、私は本番を全く観ていない。
声だけが頼りだ。
「トラブルが起きないかな。」
「セリフ間違わないかな。」
「お客さんの反応はどうかな。」
 

久し振りにみた“動く三人”は、去年、最後に私が見たものとは別物だった。

2

スポーツの世界では、何カ月も重ねた練習より、
一度の試合で一気にスキルがアップすることがある。
高校野球の甲子園では、勝ち進むにつれメキメキと上手くなっていく。
 

本番の持つ力、凄さ。
 
どこにも隠れられない、生身をさらして得られるもの。
尾根の稜線を歩いて勝ちとるもの。

いやぁ~、まいったなぁ。

私が言うのもなんですが、大阪公演が楽しみである。
そしてもし、その先があるのなら…。

『楽園の楽屋』どんどん高みに昇る作品です。
 



2013年1月12日 (土)

「楽園の楽屋に誘いたくって」〜再開!by天光眞弓

新しい年がやってきて、おめでとうございます、の言葉を交わしている間は、のんびり過ごしていいんだよと言われている気がする・・・

いつもの朝起きて、ご飯を食べて・・・毎日やっていることのいろいろをすっ飛ばしたり、時間を考えないで過ごしてもいいんだよって・・・

普段から働きモンでもないくせに・・・人並みにノンビリしたがるね・・・心の声も聞こえるけど・・・

 

そうして、ちょっと先の自分のこと、回りの事に思いを・・・寄せる、向ける。

そんな特別な時間なのだから、おおめにみてもらおう〜〜〜

 

しかし!さあ、さあ!

もう、1月半ばだ!

人並みにおシリ上げよう!

人さまはとっくにおシリ上げてるんだから!

 

「楽園の楽屋」大阪公演です!

稽古を始めます。

また、あの場面に立てる。また、3人であの空間にいられる。

そんな高揚する気持ちと、

あの台詞のやり取り、覚えているのかな〜

あの動き、忘れてたらどうしよう!

そんな気分が混じっておシリの落ち着かないお正月だったけど、舞台から会える大阪の客席の方々に気持ちよい、大切な時間をお届けできるよう弾み、かけていきますよ!

大阪の皆さん、その周辺の皆さん!

どうか一緒に過ごして下さい!お会いしましょう!「楽園の楽屋」で!

天光眞弓

 

 

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