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2018年10月 6日 (土)

なんか、レディー・ガガを信じる        BY 天衣織女

          レディー・ガガが朝のワイドショウに出演していた。
朝から歌うなんて、ごくろうさまだなと画面を見つめた。
ピアノを弾きながら、自分の最新ヒット曲をバラード調に変えて、
丁寧に集中して歌い出した。
その声はのびやかで、絶品の歌唱力だ。
何ひとつピッチの狂いがない。
生肉のドレスとか瞼の上に「目」を描く奇抜なメイクは
今日は一休みみたいだ。


かつてレディー・ガガをゲストに迎えた木村拓哉が、
その番組の途中で思わず口走った。
「彼女は何時間も前にスタジオ入りし、
何度も何度もリハーサルを繰り返した」と。
彼は思わず口にしてしまった自分自身に
戸惑いと照れと達成感のようなものを
携えているように見えた。
なぜかそのことを思い出しながら、画面の中の彼女を見つめた。

「早朝から歌うなんて、大変じゃない?」と
気遣う司会者の問に、「ノープロブレム!」と言い歌い出した外タレの口元は
微妙に音源とずれていることが多い(時々日本の歌手も・・・)。
口パクってやつだ。それって、なぜか見ている側の胸に、
奇妙なほど残念感が広がる。

レディー・ガガは決して口パクしない・・・たぶん。
この早朝のワイドショウで口パクしなかった強烈な印象的な歌手は、
レディー・ガガと石川さゆりだ。
この番組じゃないけど、たぶん安室奈美恵や三浦大知、サザンの桑田くんも
決して口パクしない、たぶんだけど。

         
  画面を通してのことだから、
サウンド的にはこちらにはそれほどの違いはないかもしれないけれど、
画面越しに素晴らしいディナーを眺めるのと、
素晴らしく精巧にできている食品サンプルを眺めるのとで、
確実にこちら側に「ム?」がわいてくるのに似ている。


寝癖の髪をかきながら、
ボーっと画面の中の口パクしない彼女を眺めているとき、
熱烈なファンでもない私の胸に、
なんか「信じる」というワードが芽生えていることに気づく。

~~~~~
先日岩手県大槌町での公演「普通の人々」においで下さり、
本当にありがとうございました。
大槌町とそのまわりの方々、そして関東や関西から
駆けつけてくださった方々、
皆さんの美しい「気」を頂きながら、演技することが
出来ました。
この一役者は、自分の存在の意味を感じさせていただけた
みなさまに言葉にならない感動をいただきました。
ありがとうございました。
   


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コメント

「「なま」……良いですよねー! 「いま」が、そこにある。 「しんじる」基準は人それぞれ。 私も「くちぱく」では無い歌手が好きです

ふと 薫習という言葉が思い浮かびました。

その人の人となりというのは ごまかしきれないし
どんなに奇抜なことをしても心の清らかさは現れるものですね。

なんだか、切ないです。。。

天衣織女様のエッセイこそ信じられる。素敵な文です。

レディ・ガガさんのことは名前だけしか知りませんが、
彼女に会いたいと言う高校生のこの子の夢を叶えるテレビで見ました。
目の前の一人の高校生に向き合う彼女の真摯な様子に、
この人はちゃんとした人なんだと思いました。

12月になったら、織女さんが信じるレディー・ガガの映画「アリー スター誕生」観に行こうかなぁ。

この世に信じられる事がなくなったら、どんなにか生きにくいものなのだろうと思います。
自分の仕事に誇りを持って、手を抜かずにいる人が居る。
その人や、その事が在ることが信じられれば、その時、
世の中捨てたもんじゃないと思える…。
ちょっとだけ、胸の奥にポウっと明かりが灯ったような気持ちになれる…。
青い鳥は、私をそんな気持ちにさせてくれるのです。
信じられるものが在るって、嬉しいです。
有り難いです。

行きたかったです。
空を見上げながら、舞台のこと、おもいをはせていました、
駆けつけて、という言葉に、貰い喜びです。(貰い泣きの逆と受け止めて貰えたらありがたいです)
こんな表側は軽いと思いますが、ずっと感じています。
チーム青い鳥。チームって、、失礼しました。なんて言葉にしたら良いのか、、。かつて、ヘモグロビンという言葉で、観客の私達にエールを送ってくれた青い鳥の皆さんの気持ちがすっごく嬉しかったんですよねぇ。それが私の生きる意味ってくらい。辞めたかった仕事を辞めずに勤めて、舞台を見て、また仕事して。あの時の踏ん張りは青い鳥のおかげで。

今日6日21時から再放送される、働く細胞、ってアニメがあるんですが、もー、なんか、それなんです。
そのアニメの歌に、ダレカノタメニー、イッショウケンメイーって。
芹川さんが、カサブタが愛しいって、言葉を読んだ時と同じで。さらば夏の思い出の時に、天光さんがインタビューで、青い鳥の今とこれからを当時の思いを語られていた姿とか。
葛西さんが、自分を自分で抱きしめるって、言葉にも。
そして、駆けつける皆さんの存在が重なるんですよねぇ。

先週の台風で町の公園の、かなりの数のヒマラヤ杉が倒木になり、寒さの育ちなので根っこが深くは張らないそうで。
あんなに高いのに。シダーローズもわんさか落とすのに。
神社の大銀杏も同じく。。こちらは無理からぬ樹齢で、、。町の中では支えて育つ姿だって、生きていてくれたらそれでって思ったり。

北海道の友達も少し落ち着いてきてるのですが、
30年と少し経営して勤めていた美容室が建物老朽もあってこの地震で立ち退きに伴い仕事を辞めざるを得ずという方のこと聞きました。

2018年の色々のこと。それはもう起こってしまったことと受け入れつつも、天衣さんの言葉で、、信じるって、自分の意思なんだよって気づかされました。
なので、はい、私もずっと青い鳥を信じているんです。
今は、舞台を見たとか見れなかったとか、現実あるんですけど。それが辛いんですけど、、。

また観られる。そして馳せ参じることが少しでもできる時がくるって信じています。

なので、応援してますねー。。CS放送で向田邦子さんの原作ドラマを、ながら観していたらこの声は?と、天衣さんでした。
舞台もドラマもCMも映画も。青い鳥の皆さんは、吸引力ありすぎます、当たりマエダのクラッカーです。

追伸。テレビで阿部サダヲさんのトークで、芸名の由来が名の通り、と話されていて。若い女性アナウンサーがその事件のことを知らなくて、パソコンで調べてね、と。博多大吉華丸さんの優しさが光ってましたが、こうして知らないことを知るきっかけって生きているうちに掴むか掴まないかって別れるんだなぁと思った次第なのですが、
あの時青い鳥と出会えたことにもー、震えるほどに感謝しています。そして、今、青い鳥と出会える人達のことも羨ましいし、知らない人には出会って欲しいなーと思ってしまうのです。。長すぎ投稿スミマセン。

宝塚(また、宝塚かよーいやそないなこといわんときいとくんなはれ)のとある組がいま『エリザベート』を演っておりまして。エリザベートといえば難関中の難関のミュージカルでありまして。特に主人公黄泉の帝王トート閣下の役はお歌がすこぶるお上手でなければ務まらないのでありまして。
ところが今上演している組の男役トップはお歌が残念で、お披露目会のときに記者席全員椅子から落ちたくらいの残念さで。
私は先日兵庫県は宝塚市の大劇場に『はなのみち』を歩いて観に行ってまいりました、そのエリザベート。
実際最悪口パクでお演りになるのかと思っていました。
しかしかかし舞台の上にあったのは、トップの素晴らしいトート閣下と伸びやかな歌声でした。
きっときっと死ぬほどお稽古なさったのだろうと思いました。
一音一音丁寧にお歌いになる姿に背筋が伸びました。
「稽古は裏切らない」


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