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2018年9月

2018年9月28日 (金)

『その人の名は…』by演出助手・渡辺

「普通の人々」大槌公演が終わった。
これで3月の気仙沼、岩泉と東北三公演をやり遂げた。

ここまで来るには、それぞれの地域で呼んで下さった主催者の方々、

ずっと一緒に回ってくれた音響、照明のスタッフさん、

出来たてで何もないホールに駆けつけてくれた小林舞監。

いろんな方の支えでやれたこと。


しかし、この人がいなければ本当に成り立たなかった、という方がいる。

その人の名は「前川さん」だ。


事前に長井さんと下見に同行し、夜中の高速を走り機材の運搬。

役者、スタッフはもちろんお客さんの送り迎えまで。

そして時にはナグリ、のこぎり片手に仕込みスタッフ。

時にはお弁当を運び、連絡係、会場整理など制作スタッフ。

役者の体調を気遣い、スタッフの腹具合を気遣い、お客さんの足を気遣い…。

打ち上げ会場で配膳の手伝いまで。

もうもう書ききれない。


常に飄々と佇み、出しゃばることなく辺りを見回し、欲しい手を差し伸べてくれる。

ムキムキモリモリどうだ!感のないスーパーマン!


しかし、そのスーパーマンの正体はフォトグラファーなのである。
劇団青い鳥、A・SO・BO塾の舞台写真もお願いしている。


今回、前川さんの写真をと思ってもその写真がない。
いつだって撮影者だから。

いやぁ、本当にお世話になりました。
ありがとう、前川さん!


そして「普通の人々」はこんな皆さんの存在で公演を続けている。


働き、遊び、学び、
笑い、怒り、嘆き、悔しがり、
ため息をつき、絶句し、口笛を吹き、
ふっと、青空を見上げる普通の人々によって。

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2018年9月24日 (月)

『「普通の人々」大槌町公演』ありがとうございました。

「普通の人々」大槌町公演が終わりました。

この6月にオープンしたばかりの「おしゃっち」での公演でした。

大槌町の方々、吉里吉里国の方々、いろんな方々の熱い気持ちによってやり遂げられた公演でした。


奇しくも23日は大槌町のお祭り。

震災から7年。
津波に呑み込まれた町。
そこに響き渡る祭りの掛け声、囃子、無心に踊る子どもたち。


自然と暮らす人間の在り方、覚悟、希望を感じました。


そんな空気の中で公演できたこと、本当に感謝します。

ありがとうございました。


路傍にはコスモスが一面に咲いていました。
もう秋が始まっています。
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2018年9月21日 (金)

「稽古場の匂い」~by近内 仁子

場所にも、季節にも匂いがあります。


稽古場の匂い
劇場の匂い
青い鳥に入って初めて立った円形劇場は、子供達が遊んでいるせいかミルクっぽい独特な甘い匂いがしました。


鼻は匂いと一緒に、磁場も感じるのだそうです。


吉祥寺の稽古場はあんな匂いだった。
あの劇場はこんな匂い。
実家の匂い。


稽古場に東北公演の「普通の人々」通しを観にきました。
やはり号泣してしまった。
さらに磨きがかかり昇華していました。
この作品は観る度に、青い鳥の「探求し続ける魂」を見ている気持ちになります。
何度観てもいい作品です。

そして、ここの稽古場の匂いを感じました。

たくさんの作品を造り出した匂い。
青い鳥の作品と共に、いっぱい頑張った匂い。
笑って
泣いて
へこんで
立ち上がって
衣装縫って
呑んで…

「今の自分」を造ってくれた匂い。

ここに来て
稽古場の匂いを感じて、
挑み続けてる師匠さん達の姿を見て

なんか元気が出た。


さあ
いざ!東北!
いってらっしゃい!


頑張れーー!ヽ(´▽`)/

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

劇団青い鳥ショートショートシアター「普通の人々」大槌町公演

日時:9月23日(日)開演14時

会場:大槌町文化交流センターおしゃっち
大槌町末広町1番15号
0193-27-5181

予約・お問合せ 青い鳥創業 
03-5738-7181 

aoitori@aoitori.org

2018年9月19日 (水)

「いよいよ大槌へ」by 長井八美

いよいよ「普通の人々」大槌公演が目の前となった。そんなときに、芹川さんちのベランダに美しく、凛々しく秋桜が咲いた。
この秋桜は、今年の3月気仙沼と岩泉の公演を目の前にしたある日、「岩泉町のみなさんへ」と宮城県の古川に住む二階堂まなこさんが送ってくれた種が花を咲かせたものだ。自分の庭に咲いた秋桜の種をとって、かわいいポチ袋に入った種が70袋くらい送られてきた。岩泉公演に来てくれたお客様と青い鳥のみんなで分けていただいた。
花や木を育てるのが上手い人のことを「緑の手」を持った人、英語では“Green Thumb(緑の親指)”というらしい。そういう人のベランダは花があふれている。芹川さんもその一人だと思う。
母もそうだった。母がベランダの花を育てていた時ベランダは美しい花に溢れていたが、私がやるようになったらどうもうまくいかなくなった。

これは天性のもので、どうやったらそうなるか、理屈ではないような気がする。努力はしてみるのだけれど…。
というわけで見事に秋桜が咲いた。
気仙沼の近く住む友人の庭に咲いた秋桜の種が、春に岩泉と青い鳥に届いて、大槌公演を目の前にした秋に花が咲いた。
なんだか不思議な秋桜の物語だ。
「大槌町公演頑張れと!」と芹川さんには聞こえたそうだ。その写真が送られてきたのでうれしくてブログにアップしました。
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もう一つ。8月の終わりの土日に吉里吉里のお祭りに行った。吉里吉里神社こと天照御祖神社のお祭り。この神社の前を以前大槌町公演の打ち合わせで来た時に通りがかり、そうしてもお祭りに来たいと思ってしまったのだ。岩泉に通うようになって私は東北の伝統芸能の踊りや神楽の大ファンになった。
同じ「鹿踊り(ししおどり)」でも、さそれぞれの地域によって違う。東日本大震災の後の踊りは、魂と祈りの力の強さにすごいものを感じる。

先日吉里吉里のお祭りで「虎舞」を初めて見た。岩手、宮城など三陸海岸周辺を中心としているらしい。
大きな虎を二人で見事に操っていく。海ととも生きる人たちのエネルギーが勇壮で力強い!
青い鳥の公演と同じ日に、大槌町の小槌神社のお祭りがある。
復興への祈りが込められた祭りだ。
吉里吉里の虎は「笹食み」と言って笹を加えて踊った。なかなかの迫力だった。

小槌神社のお祭りにも「虎舞」は登場するだろう。
青い鳥の公演がその大きなエネルギーの中で行うことができることはありがたいことだ。

気仙沼、岩泉、東北での公演は大槌町が3ヶ所目となるが、もともとは東日本大震災の後に、大阪ASOBO塾の宇土和美さんと、今回の主催者であるNPO法人吉里吉里国の理事長芳賀正彦さんとの出会いから始まった。
宇土さんが芳賀さんに青い鳥の話をしてくれて、芳賀さんが「俺たちのところでもやってくれにかな。俺たちも普通の人々なんだ。」と言った言葉を聞いたことから始まった。
ついに大槌町での公演が実現します。
いろいろな方の力で公演が実現できることに心から感謝しています。

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劇団青い鳥ショートショートシアター「普通の人々」
大槌町公演
日時:9月23日(日)開演14時
会場:大槌町文化交流センター おしゃっち
    大槌町末広町1番15号) 0193-27-5181
予約・お問合せ 青い鳥創業 03-5738-7181 aoitori@aoitori.org

お待ちしています!!


2018年9月15日 (土)

『人生いろいろあるからさ』by芹川 藍

♪あの人を愛してはいけないと言われ~ 旅に出て忘れようと悩んでもみたが~♪


しゃくりあげるように唄う前川きよしの「この愛に生きて 」が京都嵯峨野のスナックに流れていた…。

それは、私の逃亡者のような傷心旅行であった。

桂川を見てはため息、竹林を見ては「あぁ!竹…」、寺を見ては「て・ら」と思うだけ。


酒も呑めないのにホテルの隣のスナックへ。

そこには、篠ひろこに決して似てはいないが、それ風のママがいた。
…嵯峨野ママ。

そしてそこには、決して藤竜也には似ていないが、それ風のサングラスを掛け、謎の男風にカウンターの隅に黙って座っているおっちゃん。

その謎風おっちゃんと少し離れてカウターに座った私。
あきらかに他所者で、あきらかに訳あり風の私に嵯峨野ママは言う…


「人生いろいろあるわよ」。。。

その言葉にうるうる…

なんか二時間のカウンセラーを受けたような、分かってもらえた感があった。

♪あなたひとりにかけた恋~ 愛の言葉を信じたの……♪

「長崎は今日も雨だった」

そう!長崎へ行った時…これまた傷心旅行だった…。


「あ~、ここがグラバー邸」
「あ~、大浦天主堂」
「あ~あ、眼鏡橋ね…」
つ・ま・ら・ん。。。


ホテルの坂道を下りて行くと、左側にそのスナックはあった。
ランプがいくつもぶら下がってる、な・が・さ・きのスナック。

黙って座るカウンター…。

長崎のママが煙草を燻らせ言った


「…人生いろいろあるわよ」。。。。


あれから40年。
今になってしみじみ思う

人生いろいろ…人それぞれ…と…。

思うようにはいかんもんだ。。。いかんでいいか。。。


…それにしても、傷心旅行と前川清のなんと合うことか。
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【告知です!】
劇団青い鳥ショートショートシアター
「普通の人々」大槌町公演

その先々で違った顔を見せる「普通の人々」
今回はどんな面が垣間見えるのか。


9月23日(日)14時開演
大槌町文化交流センターおしゃっち

予約・お問合せ
青い鳥創業 03-5738-7181
aoitori@aoitori.org


2018年9月11日 (火)

「私のお尻をたたくもの」~ by葛西佐紀

今、わたしを突き動かすもの

――私は、どうやらアコガレているらしい。
   ずっと、ずーっとアコガレているらしい。
   では何にアコガレているのか・・・・・・それがわからない。
   確かに胸の奥のほうで切望しているらしいのだけれど、
   それが何なのか、わからない。

   充実した達成感?共有できる感動?・・・・・・
   勿論、そういう状況に身をおくことは私にとって幸せなことではあるのだが
   このアコガレというのは、どうやらその部類ではないらしい。

   喫茶店で珈琲を飲んでいるとき、無性に泣きたくなることがある。
   風に吹かれて道を歩いている時、長く伸びた自分の月影を見た時
   突然泣きたくなる、あのわけのわからなさと同質のもの、
   寄ってきたる処を同じくするもの・・・(中略)・・・

   どうやらこの得体のしれない、けれど無尽蔵なアコガレが、
   私のお尻をたたき続けているらしい。――

これは2002年「TokyoParisLondonSAKURA」のパンフレットの私の文である。

先日、たまたま事務所でこれを読み返して愕然とした。

変わってない!あまりにも変わってない!!のだ。

15年という“時の旅路”は私を意欲的人間にすることもなく、
熱く切望する未来図を手にすることもなく
かといって尾羽打ち枯らすこともなく
その“アコガレ”の正体が暴かれることもなく

相も変わらず、あの時の私が、今の私の中にいるのだ。

少しは賢くもなって、理路整然と自分を突き動かすもの正体
そのアコガレの正体のシッポぐらいのことについてでも語れればいいのだが・・・

まあ、まあしいて言うなら・・・恥ずかしげもなく言うなら・・・

胸をかきむしるほどの生きている実感、とでもいおうか
ただ、それだけのことかもしれない・・・のだ


そして2018年9月23日、その日がすぐそこに!

アコガレて私は、
青い鳥の「普通の人々」は、
大槌町の人々に会いに行く。ドキドキとワクワクを両脇に抱えて!!

いざ、おしゃっちへ!いざ、いざ、いざぁ~~

   

2018年9月 9日 (日)

「普通の人々」が大槌町に行けるまで〜by天光眞弓

劇団青い鳥は
9月23日 岩手県大槌町で「普通の人々」を公演します。復興応援、という名前ですが〜〜〜
私たちが「応援する」というより私たちの方が応援してもらっていると感じるこの頃。
公演できる、見て下さる方々の前で芝居ができるというのは、
私たちに緊張感はもちろん、
・・・記憶力、体力、気力などいろいろにカツ!を入れられるありがたい応援の力なのです。

いざ稽古となると、やっぱりいろいろあれれ〜っていうことが多くて。

初演から数えきれないくらい稽古、本番を重ねている…はずなのですけど、
通し稽古始めようとすると、頭の中、白いというより空洞な感じになって
何も覚えていないのでは…ビクビク感が湧いてくるんです。
何も覚えていないって…そんなはずはない・・・気仙沼、岩泉で公演したのは今年…春先のことだったし…
台本見れば書き込みだらけだし、確かに口にした台詞だらけだし、台本の書き込みは自分の字だし、

デジャヴュ・・・ああ、なんかこの場面、この感覚、前にも経験したことがあるような気がする・・・いや、気がするどころではないのだ。
自分の台詞だけじゃなくて、ちゃんと相手の天衣さんや葛西さんのだって覚えがあるのだし、忘れてない…はず・・・

なのに、なのに…あれれ・・・予想しなかったポッカリの空洞が現れたりするから、ビックリ、ヒヤヒヤなのだ。
あと 2週間。
役者3人、演出家芹川さんの目で磨きをかけられながら大槌町までたどり着かなくては!

そんな思いで稽古する三人の姿です。
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記憶喪失やらデジャヴュやらを乗り越えて、行きます。
初めての大槌町。お祭りの日でもあるらしい。劇団青い鳥の公演もお祭りの賑わいになれるように!


劇団青い鳥ショートショートシアター「普通の人々」
作 天衣 織女 演出 芹川藍

大槌町公演
2018年9月23日(日)14時開演(13時30分開場)

大槌町文化交流センター おしゃっち
岩手県上閉伊郡大槌町末広町1番10号


PS
ついでのようで失礼ですが、いつもコメントを寄せて下さる北海道の方・・・いろいろ不便を抱えているのではないでしょうか?
大丈夫?と聞くのも申し訳ないですが…大丈夫ですか?


2018年9月 6日 (木)

天からのお福分け。 BY 天衣織女

ほんとによかった。
人生の後半の後半になって、
こんな出会いがあるなんて。

今、レジェンドさんの(今風の言い方でちょいハズ)ドキュメント映像づくりに
携わっている。
日本初の女性報道カメラマンの方、パフォーマーのさきがけの方、市民運動家の方。
そういう方々に一人でカメラを向けさせていただき、同時にインタヴューもさせていただく。
不器用な私にとって、まるで木下サーカスの空中ブランコ並みの芸当だ。
冷や汗を脇の下にジンワリさせ、胃袋をギューとさせ、
思わず天を仰ぎ、これって修行?とつぶやきたくなる時もあるけれど、
あぁ、これって天からのお福分けなんだと、思い直す。

この方々は、傍らに「辛酸」や「孤独」やひょっとして「後悔」も、そして気高き「誇り」を
鎮座させ、いまだに戦っておられる。
悠々自適とかご隠居生活なんて、微塵もなく、
いまだに何かを探して戦っておられる。
そういう方々を映像におさめさせていただく。

涅槃のポーズが大好きな私。
そう、腕枕をしながら、もう片方の腕の、タコせんべいでしょっぱくなった指で
テレビのチャンネルを変え、その指でポリポリとおしりをかく。
そんなナマケモノの私に、こんな出会いがあるなんて。

そして今夜もまたもう一人との出会いが・・・。
いや一人ではなく、もう一匹との出会い。
少しストーカー気味だが、付かず離れずの距離感で、
お互いグダグダと時をともに過ごす。
気が向けば、夜の猫集会に出掛けているようだ。

我が家には「あたたかみ」が鎮座している。
これは、天からのお福分け以外のなにものでもない。

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