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2018年5月18日 (金)

「普通の人々」が大槌町へ by 長井八美

雨の予報だったけど、昨日の大槌町は優しくお日様が降り注ぐ暖かな日でした。新幹線を新花巻で乗り換えて、1輌のかわいいワンマン電車に乗って釜石に着きました。釜石には、NPO法人吉里吉里国の理事長の芳賀正彦さんが軽トラで迎えに来てくれました。

芳賀さんとの縁をつくってくれたのは、大阪ASOBO塾の宇土さん。東日本大震災後、大阪から吉里吉里に通っている。宇土さんが、青い鳥の「普通の人々」の話を芳賀さんにしてくれて、芳賀さんが「俺たちも普通の人々なんだ。青い鳥は大槌町でやってくれないかな」と言ってくれたところから、青い鳥の東北の旅が始まった。

今年の3月に気仙沼、岩泉町と公演を重ね、いよいよ9月にこのきっかけをつくってくれた大槌町でやることが決まった。大槌町の中でも、芳賀さんが住んでいる吉里吉里は津波でほとんどが流された。「何もかもなくなった。写真もほとんどないよ」と車の中で芳賀さんは話す。

瓦礫を薪にして、全国に売るところから芳賀さんたちの復興は始まった。今も薪を全国に売っている。吉里吉里国には全国からいろいろな人が毎日のように訪れる。訪れた人は薪をつくり、芳賀さんの震災から立ち上がって来た復興の話を聞き、また、薪をつくる。

一昨年「薪まつり」のイベントに参加して、私も薪をつくり、震災の時の話を聞いた。夜の吉里吉里国の本拠地で、焚火を囲み、夜が更けるまで交替で話す。私は薪を炊く火が目に沁みたのと、話の両方で涙が止まらなかった。

吉里吉里は井上ひさしさんの小説でも名前は知っている人が多いと思うし、吉里吉里湾には、ひょっこりひょうたん島のモデルになったかわいい弁天島もある。吉里吉里の由来は、アイヌ語で「白い砂」でもあり、白い砂が日にかわくと、「キリキリ」という音をたてるからだとも言われている。「どちらも正しいと思う」と芳賀さん。

劇団青い鳥ショートショートシアター「普通の人々」

2018年9月23日(日)14時~ 大槌町文化交流センター「おしゃっち」にて

ご都合がつけば、大槌町にいらしてください。

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花巻と釜石を結ぶ一輌の電車

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電車から見える田園風景

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防潮堤の工事が進む吉里吉里湾

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吉里吉里国を訪ねた人が薪をつくります

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コメント

まりまりさん
ありがとうございます!よろしくお願いいたします(^^)

大阪うぽぽさん、わたしもまぜてください。
誰かの思いが誰かの思いと合わさってどんどん大きくなって、優しくて強い光になる。
「おしゃっち」ホールでその光を一緒に感じさせてください。

ウポポこと宇土です。いよいよ大槌町公演ですね。「おしゃっち」は新しくできたホールで、ネットで調べたら木調の優しい雰囲気。どんな風になるのかなぁ…楽しみです。
一言でいうと、夢のようです。私の大大大好きな青い鳥の公演が、大大大好きな吉里吉里とのご縁で実現する。
東日本大震災のとき、何かできることはないかと、生まれて初めて岩手を訪ねました。もとは、森林の手入れをするボランティア活動の人づてで吉里吉里に辿り着きました。当時は、流されてしまった家屋の材を集め薪に変えて仮設ボイラーでお風呂を沸かす、地元の方、全国のボランティアが結集する地道な活動で、薪の炎に突き動かされるような気持ちで参加していました。復活の薪の活動もそこから始まりました。
長井さんも森の活動をされてると後からわかり、いつか一緒に行きたいなぁ、と。そして芳賀さんの「普通の人々」への熱い思いが重なって…。
吉里吉里は、きれいな海を山々から見下ろせる、本当に素晴らしいところです。吉里吉里トンネルを抜けると、目の前に海山の景色が広がります。いつも最後のトンネルを抜けるのが楽しみで、自分の故郷に帰って来たようなツンとした気持ちになります。津波で多くの命もろとも流された海。だけど明るく出迎えてくれる海。

「普通の人々」を一緒に観てくれたら嬉しい、そんな人たちの顔を思い浮かべながら、9/23 の公演を楽しみに待ちます。
長井さん、そして作品を届けてくださる劇団青い鳥の皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。

長文にて失礼しました〜

そのような経緯がおありになったのですね。
そして、9月に公演が行われるのですね。

芳賀さまはじめ大槌町のみなさまに
青い鳥の「普通の人々」の大きな思いが届かれますよう
祈っております。

長井さんのブログの中のキーワードを頼りに、吉里吉里国入国のためのアクセスをアナログ頭にドンガバチョの帽子をかぶってポチポチ探します。

最近思います。
見ておきたい風景がある、と。
人の時間は有限だから、誘なう人たちとのご縁を大切に、その人が指す先の風景を自分の中にだけは留めておきたい。

東北の地へ誘なってくださってありがとうございます。

昨日は東京のA・SO・BO塾でてんこうランドでした。
「ひょっこりひょうたん島」の歌で楽しいこと色々♪♪♪
ドキドキしたり、笑ったり。
長井さんのブログを読んで、早速稽古日の調整が始まり、乗り換えの検索でワイワイガヤガヤ…

青い鳥は、心だけでなく身体も遠くへ運んでくれます(^ν^)

楽しみにしています。

大好きな青い鳥の『普通の人びと』を大槌町の方と一緒に観られるのがうれしいです。

芹川先生の演出には、観客全てをぐんぐん引きこませ感情を豊かにさせてくれるマジックが散りばめられていて、瞬きするのも惜しいほどです。

脚本、役者、演出の三位一体でしか味わうことができない秀逸の贅沢!

よかった!同じ時代に生きていて!と思う作品です。

想像しただけで、うれしくて泣きそうな気持ちです。

いよいよですね‼
「普通の人々」が、大槌町でどのような化学反応を起こすのか、とっても楽しみです✨

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