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« 10月1日のご挨拶・時が過ぎてみたら〜by天光眞弓 | トップページ | 見逃せない一瞬〜by天光眞弓 »

2017年10月 6日 (金)

Dear 大島弓子さま By 天衣織女

Dear 大島弓子さま

私の目の前には、

ドーンとあなたの本たちが高く高く積み上げられていて、

なんだかエッフェル塔のようです。

ちょっとオーバーだけど・・・。

「で、どうするの?わたし・・・」と自分自身に問いただすために。

 あなたの作品たちに夢中になった知人たちの

影響を受けた40年前、

田舎者の私も、いくつかのあなたの作品を

購入させていただきました。

そして、

身の程知らずのクリスタルの食器のような人生を

夢見させていただきました。

だから、アパートを転々としても、

その都度、あなたの本たちは大切に運び入れました。

で、です。

「で、どうするの?わたし・・・断捨離するの?しないの?これ・・・」

 

 身の程知らずの人生を

夢見させていただいた私は、

それなりの年齢を重ね、

それほどのでっぱりでもないマンホールに

つまづいたりして生活しています。

そんな私がこれから直面しつつあるであろう事情!

それは・・・もし、このアパートを出るときが来たとしても、

もう、あなたの本たちを運びだす力はないかもしれない・・・

ということです。いやいや、このアパートに住み続けたとしても、

即念仏のようにミイラ化した私が発見される可能性も

あったりするということです。

とにかく、そういう事情が迫ってきているみたいなんです、

ジャジャ―ン!!

「で、どーするの?・・・わたし・・・断捨離するの?しないの?これ・・・」

 実は先ほど本たちの第一団が、

ゴミ収集車に乗せられて、

つれていかれたところです。

ボロボロの辞書や、大枚はたいて購入したハードカバーの、

マタヨシさんやらリクさんやら二シさんやらハルキさんやら。

決して嫌いになったわけではなく、

私の事情がそう駆り立てたわけで・・・。

それでもです。それでもなお、あなたのエッフェル塔は未だに

私の目の前にドーンと鎮座したままで・・・最近はなんだか

インテリア化しちゃってるようで・・・

で、どーするの、わたし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あー自分が情けない・・・・・・・

Dear 大島弓子さま

もう少しもう少し、あなたのエッフェル塔をそのままに、

その中から一冊づつ取り出して、もう一度読み直しても

よろしいでしょうか?

その少女漫画界の革命的あなたの作品が、

今でもこの年齢の私に、あの青春の時を

呼び起こしてくれるものか、それとも・・・

とにかく感じてみようと思うのです。

その後に、どうするか決断しようということにして・・・・

よろしいでしょうか?

Dear 大島弓子さま

あなたは今でも、

井の頭公園を眺められるステキなマンションで、

猫たちと平和にお暮しですか?

私の昭和然とした木造アパートには、

今日も最終回に近づいたドラマ

「やすらぎの郷」のやすらぎ体操が

ふぇあ~ふぇあ~と流れるばかりです。

 

               Sincerely yours

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コメント

あー、切ない。
なぜだから判らないけれど秋の夕暮れのように
切ないです。

私と姉が夢中になって二人で集めたコミックは
今は姪たちの元に。
お母さんとオバの大事だからねと。

姪が関東人となってからは そのコミックの舞台となった
場所に出くわしたりすると
ちょっと心が躍る

ふとした瞬間に、セリフがでてくる。
30年前は姉と二人のセリフが
今は姪たちと姉と私のセリフになっている。

見知らぬ人の人生をいまだに夢見ている。
なんだか大切にしたい、瞬間が
ずっとそのままであってほしい。

あーなんだか切ないです。

もう一度読み返したら、きっと
一冊一冊と、元の場所に収まる定めなのかもしれません。

中学時代からコツコツと集めた、手塚治虫のコミックス。
トーマの心臓。
ポーの一族。
日出処の皇子。
アラベスク。
二つ違いの兄の影響もあって、少年漫画と少女漫画のちゃんぽんですが、
大事な大事な宝物です。
選りすぐりの物だけ、カラーボックスに収めて、あとは断捨離!
…と思ったものの、まだ物置きに積んだままです。

11月の公演が終わって、おそらくポッカリと空くであろう時間に
読み返してみようと思います。

わたし、思います。
全て読んだあと3日経って、要らないと思ったら処分すればいい。
次に、いや、待てよ!なら、3週間経って、要らないと思ったら処分すればいい。
まだ、迷っていたら、3ヶ月経ったところで自分に聴いてみる。
ああ、それでも、手元に置いておきたいならば、3年。

その後でも断捨離できないときは、宝物です!

あ~~~なんだか、せつないです。
こんなに愛しい想いがあるのに・・・
サヨナラしないとだめなんですか?
断捨離しないとだめなんですか?
エッフェル塔~いいじゃないですか!
素敵です♪\(^o^)/

大島さんには、切ないトキメキと、胸の奥の奥をギュッとされる幸せと、
深淵なる哲学と、そして果てしない羨望と・・・

ほんとうにたくさんのものを頂いてきました。

7月7日に、ジョカ、マーヤ、イライラの衣良、林太郎、秋日子、初子、菊子、夏の夜の獏、
ああ、きりがない・・・けどもっともっと言いたくなる・・・サバ!!チビ!!
ああ~~つるばらつるばら!

私の本棚には大島さんは現役で鎮座ましましております。

そして、今だに色褪せることなく、輝いております。


漫画夜話です。

大島弓子、萩尾望都、竹宮恵子。
この御三方の作品をリアルタイムで読めた時代に生きられた私の幸せ。
人生の大切なことは幼稚園の砂場ではなくて、林子が見上げた星空に、ゾウの花子さんに教えられました。
オスカーやエーリクやユーリにサイフリート、エドガーもアランもモトちゃんも赤っ毛のいとこも。もちろん積み上げられています、彼ら。
私が死んだら棺に一緒に入れて燃やしてくれリストに入れています。

『キャットニップ』を描いてはります、大島弓子さん。彼女の猫たちとの毎日、時々サバも出てきます。

そんなに大事な本なら、捨てようなんて思わなくて良いのでは?
私はあなたの新作を待っています。

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