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2017年8月 6日 (日)

まるで龍の腹を下から仰ぎ見るような  By天衣織女

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「若い人って若いことを演じてるよね・・・幻なんじゃない」

そう囁かれたとき、                              

私は思わず手元の《わっかるぅー》ボタンを               

思いっきり手のひらで押していた。                   

ワッカルゥー!                               

(もちろん、そんなボタンは                         

うちのちゃぶ台にはないわけなんだけど)

眼も口も半ぴらきでウトウトしていた私は、               

慌ててその言葉の主をテレビ画面の中に探した。                        

ビールのCMの中の星野 源とかいう人。                

和もの顔でなぜか時々踊っていたりする人。              

なんの共通点もなさそうな人。                       

でも、だから、人ってすごいなぁ。                     

何気に、言い得て妙なことをいう。                    

喉まで出かかって、どうしてもいえそうもないことをスパッという。

「若い人って若いことを演じているよね・・・幻なんじゃない」     

そう・・・                                     

油断していると、                               

いつの間にかヒョッと何かを演じてしまったりしている。       

正義漢を、情に厚い人格者を、怒りを、泣きを、老いを、社長を、OL

を、女の人は女を、男の人は男を演じ・・・                        

私はこれからどれくらい、何を演じてしまったりするのかな。                     

本当は何者でもないのだけれど。

ただ両掌の中の冷たく美味な水をオブオブと                 

飲み干したいだけなんだけど。

                                         幻なんじゃない・・・本当にそう思う。

毎朝、散歩道で、かならず見上げる陸橋・・・               

どの作家の文章だったか、歌の歌詞だったか、            

その一個一個の文言は正確には覚えていないが、         

「まるで龍の腹を下から仰ぎ見るような高速道路~」的な言葉の  

イメージをかならず思い出す。                            

人ってすごいな。言い得て妙なことを言う。               

陸橋を仰ぎ見ながら、                            

毎朝、まるで、今初めてそれを目撃したかのように、         

畏敬っぽいゾワゾワ感と、笑ってしまいたいようなその巨大さに

惚けながら、

手のひらが真っ赤になるほど何度も《わっかるぅー》ボタンを押す。

★ブログを読んでくださり、そして感想をくださり、ありがとうございます。これからも書きます。まるで保育園を一緒に脱出した親友に話すように書きます。宜しくお願いします。

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コメント

あっ!ほんとだ!
龍の腹を下から仰ぎ見るようだ~
きっと、この陸橋の下でそう思った瞬間、私は足がすくんで、一歩も動けなくなるなあ~
人って面白いな~って思います。
「わっかるぅーボタン」も「わっからーんボタン」も、自分を知り人を知る。大切なボタンだと思います。
ブログ楽しみにしています(^-^)

いつも、いつでも、
「らしく」ある事に力を尽くして来た気がします。
女らしく、妻らしく、嫁らしく、母らしく…らしく、らしく…

A・SO・BO塾に入ってから、ちょっぴり「素の自分」を感じるようになり、
そうしてみると「らしく」の中にも、ちゃんと「素」が生きていた事がわかってきました。
声に出して
「ふふ、変なの」なんて笑ってみたりして。

言葉の力というものを信じます。
「龍の腹を…」と読めば、聞けば、
巻き起こる風と地鳴りと、ゾワゾワと肌が泡立つような感覚。
「ワッカルゥ〜!」ボタンを連打したくなる言葉との出会いも、その醍醐味のうちかもしれません。

考え込んでしまって、コメントできないことが多いですが、天衣さんのブログも、いつも読んでいます。
そして色々考えています。

私に言えることは、どんな役割を演じている時も自分は、半端者だということ。
どんな役割を演じている時にも私には、愛があるということ。

なるほど! わっかるぅ~ボタン
私にもあります! 
私は心のなかにあって、ポーカフェースを気取って
押してます。

自分ってなに?
幾つになってもあのねのねちゃんのままで困ったちゃんで
幾つになったら大人になれるんだ?
と、中年になり大人を演じている部分もある。。。。。

若者が若者を演じているように
中年も中年を演じています。

自分や生にたいする探究心があるからこそ
わかっるぅ~ボタンがあるのかもしれない!

たくさん わっかるぅ~ボタンが押したいな~

ブログ毎回楽しみにしています!

「龍の腹の・・・」北村想の「ダックソープ」っていう戯曲にも似たような台詞があったと思いだした。
私は何者?
ホントは何者でもないことを願っている。
けど、弱虫だからなかなかできない。

芹川先生がある人のことを
「彼女は若いけれど、魂の年齢は高い」と言うてはりました。
言い得て妙。
長い間のいろんなことが、すとん、と落ちてきた気がしました。
その時から、私は対する人の、そして自分の魂の年齢を意識するようになりました。
今生で私の魂はひとつしか年を取らないけれど、もしも次の生があるならば、その生が留める記憶の中に小さな実を落として、その生が張る根の土に還ることができたら、と思います。

演じている自分とそうでない自分も全て「本当の自分」なのだと思います。
ほやほやと考えています。

いつもいつでも ブログ楽しみにしてますよー!

私も、毎日、人が代わったように 幻のように 何者かになりながら、笑ったり悶えたり、吠えたり、泣いたり、可愛くなっちゃったりしてます。
そんな自分が好きです!

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