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2017年5月18日 (木)

「森は何も言わない」by 長井八美

緑の美しい季節になった。その木々の間を通り抜けてくる薫風はからだのすみずみに行き渡って本当に気持ちがいい。

私はMORIMORIネットワークというNPOを友人たちとやっている。もともとは都会に住む人たちにもっと森に来て欲しい、という主旨で森林を経営する人たちと一緒に始めたが、今は、どうやってこの森を次の時代に引き継いでいけるのかという思いが強くなった。この話は長くなるのでまたの機会に。

そのMORIMORIのメインのフィールドが埼玉県飯能市にある。西武秩父線の吾野駅から徒歩だと30分ほどの山の中に入ったところだ。ここには、ツリーハウス、オガクズトイレ、ウッドデッキ、パン窯などがあり、週末になるといろいろなところから老若男女が集まって来る。

久しぶりに4月の終わりに森に行った。やっぱり森はいい!

驚いたことに大木が横たわっていた!ウワサには聞いていたが、100年生のサワラの木が倒れた姿は圧巻!見事だった。売れたのだ!ある方の新築の家の内装材として売れたのだ。年輪を数えてみると、確かに100は超えている!長さは80mくらいとのことだ。

「いくらで売れたのですか?」と林業家に聞いたら、「いいたくないね」と顔を曇らせた。複雑な心境が顔に現れていた。私には想像ができないが、100年も頑張って育てた木に対する値としては、考えたくないほど金銭的な価値が低いということだろう。この場所のシンボルのような木がなくなることもあり、私も一緒に何だか悲しくなった。

「森は何も言わない。ただ、無言で受け止めてくれるのがいい」森林療法の専門家上原巌先生は言う。確かにそうだ。森の中にいると心が落ち着いてくるのはそのせいなのだろう。しかし、人間は、森や木が黙って立っていることをいいことにしてはいけないはずだ。売られて行く木はどう思っているのだろう…大木が倒れている姿を見ながらいろいろな思いが駆け巡った。

どうぞ、森にも遊びに来てください!

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コメント

森に、のびのびの子どもたちとお邪魔させていただいてから、ずいぶん経ちます。

森は静かに変化しながら生きているのですね。

都会育ちの子どもたちが、ここからは歩きますと言う、わずかな道のりの森の中で虫が怖いとか、歩けないとか、暗いよ、とか、泣く子もいて。。

でも、到着したら、皆さんが、大歓迎の中で迎えてくださった。

楽しい遊び場は、手作り。
トイレも珍しい。

木登りもさせていただき、

ブルーベリーも摘ませていただいた。

ブランコやトムソーヤになれるツリーハウス


たくさんのおいしいごちそう。

ブランコを楽しんでいた子は成人し、
おがくずトイレに目を丸くしていた子は、今年から大学へ。
泣いた子はもう高校生、
一番小さかった子は、中学生です。


時は経ちます。

森は静かに優しい人たちに守られて息づいているのですね。

何も言わない相手だからこそ、そこには様々
な想いがあるのだと思いました!!!100年
という歳月、その木はどんな景色をみてきたんだろう?値段でははかりしれない 物語があるのだと思います。

薫風が身体中にいきわたる、そんな感覚を忘れていました!!!ネットワークMORIMORI とい
う名前も面白くて、楽しくなりました(^O^)

下草やシダから立ち昇る湿った土の匂い。
頭の上からチラチラと降り注ぐ木漏れ日。
一歩踏み込んだ途端に身体中を包み込む感覚全てが、「森」なのですね。

近くにある杉林は税金対策で植えられた苗木が育ったもので、
間伐や枝打ちなどの手も入らず、荒れ放題です。
中には陽が差さないので、林の外側だけに延ばされた枝に、毎年たくさんの花粉をつけます。
木の悲鳴が聞こえるようです。

畦道を自転車で通り抜けて、新しく出来た公園に行く。左手に梨畑。という、場所が、舗装され田んぼは住宅地になっていて、梨畑がも半分はブドウ畑に変わっていて、公園は変わらないから、確かにアレがコレだ~と。

多摩川を渡って通学してくる友達に山脈と揶揄された南山も、開発中。

駅に降り立てば、山からの空気が包んでくれたけど…。という実家からの帰りです。何とか地主さんと役所と折り合いつけてもらえた場所で、森遊びにと少し残せただけでした。よし!遊びに行きます~notes

山あいの杉の町に生まれ育ったので、切り出される木を何本も見てきましたが、いまだ慣れません。
切り口が痛々しい。

里山の雑木林のような自由も無く、整然と真っ直ぐに空へ空へと向かい生きてきた木々は黙して語らず、その切り口を晒して積まれていて、幼いながらもその木の泣く声を聞いた気がしていました。

故郷の町には、そうした杉を祀る神社があります。
そこは静謐な境内で、豊かな森の中です。

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