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2016年4月

2016年4月27日 (水)

「どうせ…」by演出助手・渡辺

この間、晩ごはんの支度をしているときに、つけっぱなしのTVから大きな声で
「どうせやるなら全力で!」と流れてきた。
 

手を止め、フライパンを持ったままTVの前に立ったときには、誰がどんな状況でそれを言ったのかはもうわからなかった。
 

 

「どうせやるなら全力で…」
できあがった納豆スパゲティを食べながら、この言葉が頭を駆け巡った。
 

「どうせ」にはマイナス、ネガティブな響きがある。
あきらめ、消極的、ヤケ。
「どうせ私なんか…」と頬杖ついて下を向く。
 

気が重い、後回しにしたい、できたらやりたくないキモチ満載。

しかし、しかしなのだ。
逃げられないのだ。
放ッぽり出せないのだ。
いつかはらやねばならぬのだ。
 

だったら「全力で!」
 

ここで気持ちの形勢は一気に逆転する。

「オラオラ、下向いてたってやんなきゃなんないんだからさ。だったらやってやろうじゃないの」と背中を押してくれる。
「やるなら全力で」よりも「どうせ」がつくと、こっちの気持ちに添いつつハッパをかけてくれる気がする。
火事場のクソ力、背水の陣、窮鼠猫を噛む的な熱を帯びてくる。
 

「そっかぁ…、そういうことかぁ」と妙に納得した。
 

 
 
その日以来「あぁ~やりたくねぇなぁ~」と思った瞬間
「いやいやどうせやるなら全力でだろ」と拳をにぎる。
すると俄然、目の前が明るくなり太陽に向かってニヤリと微笑むのであった。
 

 

劇団青い鳥A・SO・BO塾公演『銀の実通り~五のレシピより~』
いよいよ本番一ヶ月を切りました。
出演者たちは「どうせ」組ではありません。
「やりたくてやっている」
やるためにA・SO・BO塾に足を踏み入れました。
もう願ったり叶ったりの“全力”なのです。
 

全力投球の舞台を是非ご覧ください!
 

5月22日(日) 11:30/15:00  
川崎市アートセンター 小劇場アルテリオ
1500円  www.aoitori.org

 

 

2016年4月24日 (日)

「私の生き方」 by高彩裕子


20数年前、ある方から
古い印鑑に刻まれた私の姓(本名)を見て
“ 平和の追求があなたの生き方 ”といわれた。

平和の追求……あまりにも漠然としていて
分かったような分からないような
頭の隅にそんなシコリをずーっと残してきた。

先日、気になるこれからの運勢はと思い立ち、簡単な姓名判断をしてみたのである。

そして、強烈な衝撃をうけた。

「周囲の人たちを幸せにする」……それが、私が背負う本当の使命だという。

あ…もしやこれが私の平和の追求ということか!?

そしてその内容は
自分の幸福を追求してはいけないのとあるではないか!!

さらに
周囲の人たちを楽しい気分にさせたり、喜ばせたりするべきでしょう‥
そして、周囲の人たちを幸福にすれば、結果的に、自分にも幸福が回ってくるのです‥と!

そう、
今まで自分の平和や、幸福や、ちょっと利益になるようなこと考えていたんだ。

うそぉ
だってだって人はふつう、まず、自分のこと考えるんじゃないのかい⁈
なんで?
なんで?
どうして??
ガーン、ガーンと頭にタライがいくつも落ちてきたかのよう。

あ〜あ
私はまだ人生ちゃんと生きてないんだなぁ
まだまだこれからなのではないかと
先へと続く人生修行の道がさらに果てしなく思えて
呆然と、なった。


2016年4月21日 (木)

ずっと共に歩んでくれた君に「初めまして」〜by 近内 仁子

先日、ひょんな事から
心臓の超音波検診を受ける事がありまして。
ご心配はなさりませぬように。
「とても元気な心臓です」と太鼓判おして頂いたので(*^^*)

呼吸って…自分で止めたり出来ますが
鼓動って…自分の意思ではどうにも出来ないですよね。
超音波検診の映像をみながら
自分の意思とは関係なく動き続ける心臓に
「あぁ…ずっとこの子が私を守りながら、共に歩んでくれていたんだ」と思ったのです。

舞台に立つ前の「血が逆流するような緊張」も
浮き足立つようなトキメキも
胸がつぶれるような哀しみも
ずっとずっと、今まで支えてくれたんだと。

初めて目の当たりにした
動き続ける心の姿に

うれしくて
ありがたくて
なんか胸がキュンってなりました。

心臓くんが動き続ける限り
私もあきらめず力いっぱい走り続けます。と
超音波映像を見ながら、思ったのでした。

何かあったら、
左胸に手をあててみて下さい。
生まれてから、ずっと共に走り続けてくれた友がいてくれるのが分かります。


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2016年4月18日 (月)

「北国の春〜」by 長井八美

まだ揺れが続いている。熊本周辺に居る方々がどれほど大変な思いをしているのかは想像以上であることは間違いない。心配することと祈ることしかできない自分が情けない。

そんな中、私は東北に向かった。

盛岡からバスで2時間30分の岩泉町だ。2011年6月から約3年間、地元の方々と一緒にさまざまな仕事をした。今回は1年半ぶりだ。4月初めはまだ寒いに違いないと、かなりの厚着をして出かけたが、滞在しているときは思ったほどではなかった。

盛岡と岩泉町のちょうど真ん中あたりに「岩洞湖」というワカサギ釣りで有名なところがある。ここは本州のウランバートルと言われるくらい寒いところだ。

もちろん、氷は溶けているが、湿地にミズバショウが転々と花を咲かせ、フキノトウが顔を出したところ。「春が来たばかり」という感じだ。

町に近づくに従って、春の花がだんだんと咲いて来た。モクレン、ヤマブキ、梅、そして桜・・・東京では終わってしまった花をみていると、何かが逆回転したような気になる。

山は枯れ木ばかり、雪で折れたたくさんの枝がまだなまなましい。山はまだ冬だ。そんな中にピンクの桜が一本咲いていたりする。

久しぶりにお訪ねした家にはまだコタツがドン!と置いてあった。「コタツですかあ!」と言うと、「ゴールデンウイークが過ぎないとしまえないね。」と言う。

「うちあたりでもコタツがないのは、1年で3ヶ月、もっと、山の方だと1ヶ月だね。」と言う。

山菜はまだだ。「手仕事や」のおばあちゃんが「行者ニンニク」をたくさんくれた。久しぶりの岩泉で、笑顔と、来たばかりの春の香りに包まれた。

熊本は揺れているのに・・・と思った。

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2016年4月15日 (金)

うちから出てはいけません〜by芹川藍

あのですね…わたくし買い物が苦手なんです。
 
母も妹もおしゃれさんで、買い物好きだったのに。
 
ワタシャ苦手なんです。
 
着るものは気持ちがいいものでいい…。
 
靴は履きやすければいい…。
鞄なんざ便利であればいい…。
 
 
先日の劇団青い鳥ASOBO塾の新宿への稽古。
 
西口の仮設の店にあったリュックに目が止まる。
 
外ポケットが3つもある!!
 
便利そう!!
 
使いやすそう!!
 
るんっ♪
 
しかも、金のシャムネコがちりばめられてる。
 
 
早速、即決購入した。
 
 

『先生、どうしたんですか?それ。』
『えー!買ったんだけど、ダメ?ですか?』
『ん〜!狛江から出ない方がいいですよ。』
『えっ(((・・;)…。』
 
これは演出助手の渡辺との会話。
そこへ来た、天光に、
『どうしたの?そのリュック。』
『えー!仮設の店で買ったんだけどダメ?』
『んー、狛江から出なければいいんじゃない。』
『えっ(((・・;)…。』
 
 
 
私は、試着もせず、深く考えもせず買ったものに、自信のない不安がつきまとい、あげくに近くにいる人に聞く。
 
 
『狛江から出なければいい。』
『下北までじゃない。』

『新宿までならいいよ。』

『大阪・ひたちなかに着て行けると思う。』

『それは、うちから出ちゃダメ!』
(ガーンガーン( ̄□ ̄;)!!)

という評価がくだる。
 
 
ただ、時として間違う。

狛江用なのに大阪へ着て行ってしまうことがある。

うち用なのに新宿に着て行ったこともある。

私が気づいたのではなく、葛西がそっと耳打ちしてくれたのである。
 
昨年、鹿児島の仕事へ行く前の日に、張り切って買ったおしゃれな大きめサイズの上着を着て行った。
 
それを見た、田倉さん。
 
『どうしたんですか?それ、テルマエロマエのようですよ!』

『えっ?テ、テルマ?』

『阿部寛のなんかギリシャ神話みたいなお風呂の映画ですよ!よく知らないけど。』
 
私はそれを一度だけ着て
 
…捨てた。
 
さて、皆さま、今度会うとき私はどこ用までの洋服を着てるでしょう。ふふふ。
 
 
私は。
ああ〜!制服が欲しい。

2016年4月12日 (火)

生きてるって~ by葛西佐紀

確かブラッドベリの「たんぽぽのお酒」だったか・・・主人公の少年がある疑問を投げかける。
「世界中の誰もが自分が“生きている”って知っているのだろうか」と・・・

内容はほとんど忘れてしまったが、このくだりだけは鮮明に覚えている。

何故なら、その時私は20歳位だったのだが、子供のときのある一瞬を思い出したからだ。


まだアツギのウィーリーナイロンが出回る前で、木綿のリブ編みの長靴下を
靴下止めではいていたいた頃のことを!

伸縮性に乏しいその長靴下はしょっちゅうずり落ちるは、靴下止めがきつくて痒くなるは・・・
鬱陶しくて、たまんなくいやで・・・でも、冬が終わり、そろそろ桜が咲き始める頃、
その鬱陶しさから解放されて、外へ出たときの事を!

スカートの中を風が通って、足を撫でていく・・・
その気持ちよさ・・・心が浮き立つ感じ・・・少しの心もとなさ・・・
そして、その時、お母さんはこれを知っているんだろうかと思ってしまったことが、
そのこと事態が、すごく怖くて、不安だったあの瞬間を!

そんな幼い頃の自分を見つけた二十歳過ぎの私は、うれしいやら、切ないやら、可哀想やらで涙があとから、あとから出てきて、電車の中で極まり悪いことこの上なしであった。



今、A・SO・BO塾は「銀の実通り」本番に向けて、稽古は山場を迎えている。

そんな中、芹川藍の熱き心と冷静な眼差しに導かれて、
塾生一人ひとりが決して戻ることの出来ない幼い頃の自分を抱きしめる瞬間に、
そして、今ここにある自分を解き放つ瞬間に私は立ち会った。

また、それは芹川メソッドの持つ普遍的な力によって、一人ひとりの“生きている”が引き出された瞬間でもあった。

何がうれしくて、何が切ないのか、何が苦しくて、何が果てしないのか、何が可哀想で、何がヤルセナイのか・・・
言葉にしがたい“生きる”ことに伴うあらゆる感情が一つの塊となって稽古場に満ち溢れていた。そして、私もそこにいた。



芹川藍が芝居をとおしてA・SO・BO塾でやろうとしている、自分に共感し
人に共感するということの本当の意味がそこにあった・・・と今私は改めて実感している。


「たんぽぽのお酒」の主人公、確かダグラスだったかなぁ~彼に言ってあげたい

ダグラス君よ!少なくともA・SO・BOの人たちは、“生きている”ってこと、
知っているよ!!って。

2016年4月 9日 (土)

「桜が散って銀の実通り」〜by天光眞弓

お花見の季節、今年はどこでどう満喫すればいいのだろう、満開の桜に失礼のないというか、見合うような愛で方はどうすればいいかと、気になってしまう。

青い鳥創立の頃、みんなでお花見に出かけた事がある。
一人一人、力の入った手作りのごちそうに、いざ、本格的なお花見だ!という
みんなの興奮ぶりが溢れていた。
しかしその日は桜満開。お花見日和ど真ん中。
見事に開いた桜の並木、大木の下なんかはとっくに占領されていた。
人ごみに邪魔されず、満開の桜を正しく愛でて、しかもごちそうを満喫できそうなところはゼンゼン見当たらない!
私達は桜を探してさまよってさまよった。お腹は減る、歩き疲れる、
で、たどり着いた所がおにぎりも転がりそうな急斜面。
人ごみもない…そしてなんと右を見ても左を見ても、前も後ろも、桜のひとひらもなんにも見えない、ただの土手だったぁ!
唐揚げ、卵焼き、お煮染め、菜の花のおひたし、おにぎり…ごちそうはあるし、お腹は限界だし…
桜は桜で別に愛でる事にしても、何の問題もない。
そうしてあっという間に時間が過ぎて、満腹後には睡魔が襲う。。。
気がつくと全員行き倒れのように寝込んでいた、で、目が覚めた〜〜〜さ、さむい!
すっかり夕方。改めて見渡しても桜は見えない。
これじゃあ、桜の記憶がないのも当然だ。
しかし私はしっかり覚えている。
帰りにすっかりお腹が減った私達、そこいらへんのしょぼいラーメン屋さんでラーメンを食べた。
桜も見ないお花見と帰りのラーメン、本格お花見からは遠かった。

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2016年4月 2日 (土)

桜…by演出助手・渡辺

今年も桜の季節。
華やぐ気持ち、切ない気持ち、懐かしい気持ち。

様々に人の心を掻き立てるサクラ。

今日はASOBO塾の自主稽古。
きっと、それぞれの稽古場で桜を見上げただろう。

お花見弁当を広げることも、お酒を酌み交わすこともないけれど、ふっと見上げる桜が美しい。

隣で微笑むあなたに、遠くで思いやるあなたに、潔く逝ったあなたに…。

今年も桜はやさしい。

2016年4月 1日 (金)

『銀の実通り~五のレシピより~』

劇団青い鳥A・SO・BO塾公演が近づいてまいりました。
『銀の実通り~五のレシピより~』
5月に公演であります。
 

先生方の指導も熱を帯びております。

9ss
 

6ss
怪我をせぬようストレッチ、身振り手振りで演技指導。
 
食らいつく受講生も必死であります。
 

熱い舞台を是非、ご覧ください!
 

日時:5月22日(日) 11:30/15:00
会場:川崎市アートセンター 小劇場アルテリオ
料金:1500円(自由席)
お問合せ・お申込:青い鳥創業 03-3486-7727 aoitori@aoitori.org

Ginnomis

 

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