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2013年12月10日 (火)

でかけてみたら→母編 by 長井八美

10月に入ってから一緒に住んでいる母が食欲がなくなった。95歳だから仕方がないといえばそうかもしれないが、あんなに健啖家だった人が食べなくなると心配だ。どうしたらいいのだろう・・・と医者に聞いても、ヘルパーさんに聞いても答えはない。もちろんそうだ。        

「ちょっとでかけていますので→」は85歳の姉と80歳の妹がいろいろなところに出かけるお話。

「そうだ!」私も久しぶりに母を連れてちょっとお出かけしてみることを思い立った。

弟に車の運転を頼んで、ちょっとおしゃれだけど、気がおけなくて、ぐるなびクーポンでリーズナブルに食べられる海の見えるレストランを発見した!!

「そうだ!ここしかない!」母は大のフランス料理好きである。しかし、こんなに食欲がないのに、肉なんか食べるのだろうか??

年寄りが肉より魚が好きだと誰が決めたのか知らないけど、デイサービスではめったに肉らしい肉はでないようだ。

一皿目のオードブルは豚肉のパテのようなもの。皿が届くや母はペロッと食べた。

「食欲がないなんて ウソォー!!」私はうれしくなった。

さすがに、二皿目からはあまり手をつけなかったが、それだけでも食べてくれたので私満足だった。でかけてよかったのだ!この作品のおかげである。

「ちょっと、でかけていますので→」の稽古を見ていて、いろいろなことを考えた。天光さんと葛西さんは母と母の妹に重なった。母と叔母の二人を見ていると、姉と妹はいつまでたっても姉と妹だなあと思う。小さい頃の二人が目に浮かんでくる。

そして、老人ホームのスタッフを演じる森本さんは私に重なる。

この作品は私たちの20年後でもあるが、今でもある。見送り方、見送られ方・・・いろいろなことを考えさせてくれる。

そしてすべての世代に通じる「永遠」を教えてくれる作品です。

必見です!!

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コメント

素敵なワーンシーンですね。

まさに人生は美しいんだな・・・と 改めて思いました。

C'est beau

La vie


ある映画のセリフで 

なまじっかフランス語かぶれだと
人生 La vie は女性形だから C'est belle じゃないかとか
ヘタな考えをしてしまいました。

頭で考えることではないのですね
生きることは

この一瞬の凝縮されるものが
心の中で無限に広がりました

ありがとうございます

愛は愛情になってまた愛に変わっていくんですね


永遠かぁ
ほんとうにそうですね


更に声かけします!

長井さん

お母様との写真で、私も泣いてしまいました。

私の実家の母も、年齢を重ねて、食事をしなくなりました。
かつては栄養学の講座に通い、味噌からデザートまで全部手作りだったのに、
今は簡単なものも全く作れないばかりか、ほとんど食事をとりません。
デイサービスも、配達のお弁当も拒否。どんどん、痩せていっています。
ところが、私が帰省して外食に連れ出すと、もりもり食べるのです。
フレンチのランチもぺろりと食べます。

「ちょっと、でかける」それは、人にとって、とても大切なのでしょうね。

来週からの舞台で「永遠」に浸りたいです。
心待ちにしています。

いずれ誰しも迎える時。
子としてどうやって送るか。
親としてどのように託すか。


親も子も一人の人間。


その尊厳を失うことなく、犯すことなく逝くことができればと。


その時まで心健やかに。

長井さんのおかあさんと長井さんの仲良し写真を見ていたら泣いてしまいました。
お母様、どうぞお大切になさってください。


母が76歳で亡くなり、それから男やもめとなった父が6年後にうちの中で倒れて救急車で運ばれ、入院し、入院生活3週間で亡くなるまでのことをまざまざと思い出しました。


いっぱい心配なこともありいくつになっても、親族の”死゛に、年齢は関係なく、大往生とか、天寿を全うとか、

『他人事だと思って!』と憤りを感じたものです。


『ちょっと、でかけていますので→』で
20歳上の役をされる師匠さんたちはお芝居の中で、哀しみと慈しみと深い愛と、一種の諦念感とともに、長い人生に幕を引く、たくさんの齢を重ねた方たちへ、または、その家族の方々への、尊厳を含めた応援メッセージになるんだと思います。

見なければ。
絶対見なければ。

こういう作品を見逃してはならない。

そんな気がします。

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