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2012年6月27日 (水)

「楽園の楽屋」~極上の退屈 by葛西佐紀

たしかに、たしかに、
人の夢や旅の話は大概にして詰まんないものである。
しかしである、
私は天光氏の旅の話を聞くのが結構好きである。

へぇ~、そうなんだぁ~、ふぅ~ん、ほぉ~、
聞いているのか、いないのかわかんないような、脱力した返事をかえしながら、
どこか退屈した時間に身をゆだねているのが、なんとも心地よいのである。

うまくいえないんだけど・・・

私は子供の頃お母さんがお化粧したり、繕い物をしたりしているのを、
横で見ているのが好きだった。
姉が鉛筆削るのを見ているのが好きだった。
その感覚とちょっと似ているのかもしれないな・・・なんて思ったりする。

退屈だけど、退屈じゃない大好きな時間。

そういえば、以前「新劇」という雑誌の編集長だったO氏から
私たちの「ある日せっせと」という芝居(父親の法事の日に納戸でとりとめなく
繰り広げられる三人姉妹の話)の劇評で
「・・・・この退屈さがたまらない、自分の家に出前したいほどだ・・・云々・・」
というような賛辞を頂いたことがある。

当時は、いまいちその真意を推し量ることができなかったが、
今にして思えば、彼にとってはそのとき、きっと、
平和で幸福な時間が流れていたのだなぁと、
家に持って帰りたいぐらいの時間だったんだなぁと想像できる。

「極上の退屈」はイコール「密やかなとびきりの幸せ」なのかもしれないな。

最近天光氏の旅の話を聞いていない。
そうだ、またあのスイスのとんがり屋根の、あの川のほとりに行って
あの大きな石のところで写真を撮ってくるというのはどうだろう。
風景が変わっていなければ、あの木はさぞかし大きくなっているだろう。
およそ半世紀、変わらぬ異国の風景のなかに佇む天光氏・・・

想像しただけで・・・胸がつまる感動ものだ。

で、んで、また私に「極上の退屈」を!!!!だっ。

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コメント

“退屈だけど、退屈じゃない大好きな時間。”

色々考えて見ましたが、“退屈”が見つかりません。

子どもの頃は、時々配達に来る、氷屋さんの氷を切る“シャッシャッシャッ−”って音が好きで、ずっと見てました。

夏祭りの飴細工屋さん、切ったり伸ばしたり曲げたりするのが、面白くてワクワクしながら見てました。氷屋さん、飴細工屋さんを見てた私には、たしかに“退屈”がありました。

今の私はと言うと、バタバタ時間に追われているか、時間があっても、やる気が起こらず、ただただ時間が過ぎて行くか、です。

佐紀さんの「極上の退屈」イコール「密やかなとびきりの幸せ」の法則で考えると・・・あぁぁぁ〜〜〜私はしあわせにはなれない〜(>_<)になってしまいます。

でもね。退屈がなくても、ちょっとうれしいことや楽しいこと、なにかわからないけど、おかしいことがあれば、“しあわせ”って感じるので
毎日の生活の中に潜んでいるそれを探しながら(感じながら)一瞬、一瞬を大切に歩いて行こう。と思っています。

でも、時が流れるのが早いですね。もう7月ですよ〜お身体大切に(^o^)/

天光さんの旅の2枚の写真に、じーと見とれて。。。
自分も探し求めて行ったつもりで、妄想してしまいました。
『密やかなとびきりの幸せ』な時間でした。
それにしても、「スイス、サンモリッツ近くの村」って手がかりだけで
行ってしまう天光さんて、すごくアバウトな方ですねー。(こういう方好きですけど)

『極上の退屈』
味わいたい〜!

初めてコメントします。偶然見つけたブログが青い鳥でした。嬉しかったです。またコメントします。

『極上の退屈』イコール『密やかなとびきりの幸せ』の意味が、すごくよくわかる気がします。

たまのお休みの日の、ゆらりとしている時に感じたりします。

再認識できてよかったです。

葛西先生と 天光先生がゆったり語るひととき・・・
想像するだけで なんだか ほんわか。。。
退屈って思える 平和な満ち足りた時間
 最高の贅沢ですね~

私が贅沢と思えるのは
いい天気の日に お布団干してる人
あの ぽかぽかのお日様の匂いの お布団で
いい夢みるんだろうな~

指をくわえ お布団眺めています。

うんうん!と葛西先生の話に頷き

北海道のあっこさんの話に、これまたうんうん!

わたしはうまく言葉にできないけど
お二人の思いが心地いい~heart

「極上の退屈」^^

なるほどですね~

天光さんの旅自慢は、感動でした。

思い続けることの大切さと、思い続けたからこそ 観れた風景。

その感動のおすそわけが、また素敵な感動を輪を広げているんですよね

それは まさに日常の延長線の上にあるわけで

壮大なフィクションが必要なわけではない。

退屈な日常があって、退屈までが素敵になる「妙」

大切な「妙」

やっぱり「ぬか床に釘」を忘れていない日常があるからなのかな~

昨年末 初めて黒豆に釘ではないけれど、漬物石を入れて作ったら

ピカピカに黒光りした黒豆がたきあがりました^^

そういう日常があるから

退屈も極上になり とびきりの幸せになるんですね!!


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