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2012年5月 9日 (水)

「楽園の楽屋」~神様つながり by葛西佐紀

神様つながりなんですが・・・

子供の頃、葛西家には貧乏神が居候しておりましたんです。
『ゆでたまご』という芝居の“ボッコリ達の遠足”で
「ノートを消してまた使うぅ~」「給食費払えないぃ~」の台詞は
実は、実話だったんですね。

とはいえ、あの頃は多かれ少なれそんな子供はけっこういたんですね。
でも、どっかあっけらかんとしてて、明るく、元気に貧乏してましたんです。
「ビンボー、ビンボー、ビンボー・ダナオ~!」って掛け声をかけながら、
学校から帰ったりして・・・

(あっ、知らない方のために・・・ビンボー・ダナオいうのは人の名前で、女優淡路恵子の最初の旦那さんで外国人の歌手です。)

で、ある時お母さんが「貧乏神だって神様なんだよ」って。

私はなんか神々しいような、上を見上げたくなるような気分になって・・・
「へぇ~ビンボウガミって神様なんだぁ~、貧乏神様なんだぁ」って、

そういえば、貧乏神様のお陰で葛西家の回りには、たくさんの福の神がいたなぁ~
病気のとき、「今度でいいよ」っていつもただで診てくれたハタノ先生・・・
「余りものだから」ってよく魚をおいていってくれた、片腕の行商のお兄ん・・・
「おまけだよ」って言って一本余分にくれた黒い帽子のエルビーのおばさん・・・

・・・うれしかったなぁ・・・

そう、貧乏神様もまんざら捨てたもんじゃなかったってお話さ。

余談になりますが

葛西家では柳鰈の干物のことを、“ちょっぴりざかな”と呼んでいました。
何故かというと、家族で一枚の干物ですからして、
お母さんが身をほぐして、箸でつまんで、お醤油をちょんとつけて、
「はい、ちょっぴりね」と言って、ご飯の上にのっけてくれるんです。
それを食べるとまた「ちょっぴりね」って、食べるとまた「ちょっぴりね」・・・
だから“ちょっぴりざかな”

なんだか無性に面白くって・・・うれしかったなぁ・・・

たしかに、あの時、お母さんは、福の神様だったなぁ。

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コメント

いい!葛西先生のお母さんってステキheart02

だから先生もユーモアがあって優しいんだなぁ


そして、無限の”大丈夫”をもってるんだなぁ

貧乏が懐かしくなりました~。
家は、塩が吹いてるしゃけ! 少しでご飯がたくさん食べられる~。
今でも、塩がふいて真っ白なしゃけが食べたくなる。
お風呂は銭湯だったけど、住んでた長屋に、お風呂をつくったら、隣近所みんなで入った。
好きだった男の子が入りに来た!嬉しかった・・・。フフ・・ン。
中学になっても、ぼっとんトイレ。友達がくると、「トイレは入れない!」と言ったもんだ。
そういえば、近所のおばちゃんに怒られたり、応援してもらったり、遠足行くとき「都こぶ」もらって嬉しかった。
ハルジョオンの花を「貧乏草~!」って呼んでたっけ。なんだか、楽しかった。
やっぱり、貧乏神なんて呼びつけにしないで、これからは貧乏神様とお呼びし、感謝します

このブログを拝読し、小学校2年生の頃の記憶が甦ってきました。
年賀状です。
小学校2年生、まだまだハガキは鉛筆で書いていました。
一生懸命、クラスの友だちに年賀状を書きました。
そのうちの一人の女の子から返事でもらった年賀状が...。
私が出した年賀状を消しゴムで消して、その上に書かれたものでした。


あれっ?!って戸惑い、不思議な感覚になりました。

わぁ~、なんちゃって神様に福の神^^

どんなところにも自分が気づけば、素敵な神様がいるんですね~

「ちょっぴりざかな」って、すごく愛のあるネーミングですね!
ちょっぴりだからこその美味しさがあったんでしょうね…

…うちのダンナは、貧乏神様のいる家庭で育ちましたが、
東京の大学に入学すべく上京したとき、お金が全くなくて、
下宿の前に生えていた名も知らぬ草が具の味噌汁を
作ったそう。その時「味噌汁の具に困らぬ一生を送りたい」と
思ったそうな。そのハングリー精神が根底にあるせいか、
非常に打たれ強い大人になりました。
そして今の我が家の味噌汁には、一応名のある物が入っています。

貧乏神様って、ホント、捨てたものじゃないですね~
貧乏神様は福の神様と2人で1人なのかしらん。

我が家では、魚肉ソーセージ一本という時もあったらしいです。
でも貧乏ということに気づかなかった!
鈍い子どもだったのか…
気づかせなかった親の愛と思いたい(*^o^*)

佐紀さんはすご~くお母さんが好きなんですね。

うちは貧乏じゃなかったからなぁ。
ダウンタウンのまっちゃんが子供の頃自転車を買ってもらえなくて、パントマイムで乗ってるつもりで自転車をこいでいた、という話しを聞いたことがあります。
その想像力って財産だと思う。

「貧乏神だって神様なんだよ」って。
貧乏神様にしちゃうお母さんステキです。

貧乏神様は人間にしあわせを見つける力を育ててくださる神様。

“神様”って気がついた人にだけ見える、感じる喜びやしあわせ・・・

最近知った言葉に
「禍福一如」(かふくいちにょ)と言うのがあります。
どんなできごとも自分の考え方しだいでよきことになる。

佐紀さんありがとございます。“貧乏神様”でつながりました。
(^-^)v

子どもは、お母さんの気持ちをものすごくわかっていて、悲しませないように、気を遣ったり、わがままを引っ込ませたり…。

お母さんはお母さんで、考え方ひとつで豊かな楽しい食卓に早変わりさせたりもする。

佐紀さんのお母さんってすごいな!

貧乏神様は、優しくて、お利口で、何事にもめげない、アイディアマンを生み出してくれる神様なのかも知れない…。

お金があることは、必ずしも豊かで幸せだとは限らないから。。

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