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2011年4月 2日 (土)

父からの電話 葛西佐紀

2月末に父から電話があった。
「羽毛布団、いるか?」
「あれば使うけど・・・お父さん使わないの?」と私
「羽毛布団てやつはな、熱すぎるし、軽すぎる!」と父

羽毛はそこが売りなんだけどなぁと思いつつも、何となく分かる気もする。

「新品じゃないんだ」と私
「2,3回しか使っとらんぞ、新品と変わらん、ちゃんとしたものだぞ」と父
「へぇ~、使う、使うよ、うれしい」と私
「じゃぁ送ってやる、そのうちに、待っとれ」と父
「うん、待ってる、ありがとね」

90歳の父親が、東京で一人暮らしの60歳の娘に羽毛布団を送る。
電話を切った後、なんだか可笑しくて、切なくて・・・・・・

その父親から今週のはじめ、電話があった。
「しばらく家に電話してもおらんからな」
「えっ、どっか行くの?」
「明日から東北にいってくる」
「東北って!今大変なんだよ、お父さん!!原発だって・・・・・」
「何ゴチャゴチャいっとるんだ、大変だからだろ、うちの若いもん連れて行ってくる」
「でもただ行けばいいってもんじゃないんだよ、お父さん!」
「わかっとる、ちゃんと段取りはついとるから安心せい」
「安心せいって言ったって・・・携帯電話だけは繋がるようにしておいてよ」
「わかった、じゃあ切るぞ」
「・・・・・・・・・・」

父親は木を植えることを生業としてきた。
そんな父はあの瓦礫の、何もかも海にさらわれた光景を見て、いてもたってもいられなかったんだろう。

はたして、私が90歳まで元気で生きていたとして、
そんな意欲を持つことができるだろうか。
それを思うと、私の父は結構スゴイ!

ともすると沈みがちな私に、はっぱをかけられた父からの電話だった。

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コメント

笑いました(^_^)
羽毛布団は軽すぎるし、暑すぎる。同感です。
やっぱり布団はズッシリ重くなきゃ~
父上、オットコマエです!

羽毛お布団!と読み、息をちょっとのんだ(スミマセン、義援金詐偽とか今色々あるというので勘違いして)私は、次に葛西さんのお父様の行動に、感服の感嘆の声を思わずあげてました。

私の住んでる地域に、3人の90歳のお婆さんがいますが、葛西さんのお父様みたいな行動力はないながらも、独り暮らしされてる方もいますので、すごい90歳!生き抜いてこられた力が今を動かすのでしょうか!でも、葛西さんご心配ですね…お父様!無事にご帰宅を!

お父様、90歳にしてまさに現役ですね。
思っていてもなかなか行動できない人間が多い中、えいっと立ち上がる!!
最近何度も流れているコマ―シャルにそんなのがありました。
私もいざという時勇気を持って行動できる、また、人の為に働ける人間を目指したいです。clock

ブログを読んで、私もはっぱをかけられました。
歳を重ねるということは、なんてすばらしいことなんでしょう。
先生のお父様のように、肝っ玉をすえて、覚悟を決めた歳のとり方、できるだろうか?

かっけぇ~。
葛西父。

カッケェ~。

周りからどう思われようとも自分の信念に正直に生きる。

誰が何を言うかではなく、自分が何を選ぶか。

カッケェ~~~!

おとうさん、かっこいい。
んでもって、読んでて涙がでてきました。
なんでだろ…。

いつも凛として優しい葛西先生が可愛い女の子に見えるお父上との会話~

結構じゃなくかなりかなりスゴイお父上です

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